ゴルフ会員権の入会条件について

ゴルフ会員権とは、会員制のゴルフ場の利用権のことを言い、多くの場合、証券や証書等と呼ばれる賞状のようなものが発行されます。このゴルフ会員権を取得することによって、プレー料金がビジターと比較して半分や1/3程度まで安くなったり、ビジターよりも予約が優先的にとれたりなどのメリットがあります。また、ゴルフ会員権自体が株式や不動産のような資産の一つとして扱うことが出来るので、最終的には売却して資金化することが出来るという点も魅力です。なお、売却時に損益が出た分については、譲渡所得の損失とみなされ、他の給与所得等と相殺されるので、税制面での優遇にもつながります。

このように取得することで様々な恩恵が得られる権利ですが、入会するに際して条件を設定しているゴルフ場も多数あるのです。では、どのような入会条件があるのでしょうか。多くの場合、20歳以上などの年齢制限や、国籍・性別などの入会条件を設定しています。他にも、他のメンバーの推薦や面接などが必要であるとしているゴルフ場もあります。

なお、名門と呼ばれるような格式の高いゴルフ場の中にはさらに厳しい入会条件を設けている場合もあります。厳しい条件とは、例えば理事からの紹介が必要であるとか、法人の場合には一部上場企業であることといったハードルの高い条件を設定している場合もあるのです。もっとも、最近では女性や外国籍による入会制限、年齢制限等は時代の流れとともに緩和される傾向にあります。特に年齢制限においては、入会可能な年齢を引き下げることで若いゴルファーでも会員になれる機会が増加してきています。

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